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心のふるさとお伊勢さん
「一生に一度は訪れたい!!」と今も昔も変わらず人々を魅了する「お伊勢さん」。親しみを込めて、そう呼ばれる伊勢の神宮の正式名称は実は`神宮`のたった2文字のみです。ご存じでしたか!?
神宮は皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)を御正宮として、別宮、摂社、末社、所管社の合計125社から成り立っていますが、三重県内の所々にご鎮座されている125社を全て参拝するにはとてつもない時間を要するため、一泊二日や日帰りでのお伊勢さんの旅をするなら、内宮と別宮の参拝がおすすめです。
衣食住の神様といわれる豊受大神宮(外宮)の参道に降り注ぐ光も神秘的です。
御正宮の御幌(みとばり)が優しく揺れると神様が歓迎してくださっているとか…。外宮と内宮は5.5キロほど距離があるため、内宮だけお参りして帰る方も大勢いらっしゃいますが、昔からまずは外宮でお参りしてから内宮に行くのが習わし。内宮へ行く前に、ぜひ感謝を伝えにいってみてくださいね。
皇大神宮(内宮)への入り口、宇治橋です。こちら側からあちら側へ。日常の世界から神聖な世界への架け橋と言われています。橋の全長約100m。心身を清浄に正しながら、心構えをするのはいかがでしょうか。
いよいよ国民の総氏神をお祀りする皇大神宮の御正宮へ。辿ること2000年前から変わることなく、「心のふるさと」を感じずにはいられない日本の原風景が広がります。
伊勢神宮を参拝と聞くと、何だか堅苦しく感じてしまいますが、お伊勢さんは美味しい空気、美味しい食べ物、温かい人々、「美し国」(うましくに)です。ぜひ旅を楽しんでください。願わくは感謝の心と同行しながら。
この記事を書いた人
BAJ STAFF