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京都橘大学、勝敗の向こう側で砂がつないだもの

場が立ち上がる

11月に開催された「KYOTO TACHIBANA CUP(ビーチバレーボール大学対抗戦)」は京都橘大学が主催する、スポーツ庁委託事業として行われた大会です。そこには、勝敗だけでは測れない価値が確かに息づいていた。今回は、そんな大会のお話です。

学生たちがつくる大会、そして私たちの関わり

この大会の大きな魅力は、ただエントリーして競技に臨むだけの大会ではない、という点にある。大学の学生約30名で構成された実行委員を中心に、学生たち自らが企画・運営を担い、広報、競技運営、演出など、さまざまな分野に関わっていました。大会には多様な取り組みが組み込まれ、地域の小学生を対象としたビーチバレー体験企画や、プロ選手を招いたエキシビジョンマッチも実施。地域、大学、企業が交わりながら、ひとつの「共創の空間」が、砂の上に立ち上がっていた。

弊社としては、Real Stoneの協賛として、また、スポーツをする女性のためのギア「VSG(ビスジー)」の取り組みとして、スポーツブラの測定会およびシーディングを行うブースを出展し、大会に参加しました。

体験の場を通じて身体と向き合う

大会期間中は、44名へのサイズ測定・シーディングを実施。フィッティング後、そのまま試合に臨む選手の姿もありました。

「動きやすい」
「いつもより身体が軽い」
「身体の一部みたい!」
「ワンサイズ上げたほうがプレーしやすそう!」
「このまま試合に出る!」

競技中にしか聞けない、リアルな声や悩み、質問。その最も正直な瞬間が、自然と交わされていきました。全国から集まったビーチバレー大学選手や学内の陸上部、運営をサポートする看護学科、理学療法学科、救命救急学科を中心に、大会運営に関わる学生たちも測定にチャレンジ。競技も、学部も、立場も違う。それでも同じ場所に集い、同じ時間を共有する。

単なる測定ではない。身体と向き合う“対話の時間”が、確かにそこに生まれていました。

境界線を、ほんの少しだけゆるめる

ありきたりな言葉かもしれませんが、懸命にplayする選手たちの姿に、私たち自身も胸が熱くなる瞬間が何度もありました。また、選手だけでなく、看護科の先生方とも、普段なかなか聞けないような有意義な対話の時間を持つことができました。VSGの活動を通して、スポーツの現場に限らず、日常を生きる女性たちの力になれるよう、これからも一層コミットしていきたい。そう、あらためて感じています。

そして今回の大会を通じて、Real Stoneがヨガやピラティスにとどまらず、よりハードな競技シーンにおいても確かな役割を果たせることを実感できたことは、私たちにとって大きな喜びでした!!笑

競技と学問
身体と生活
学生と社会

いつも分けて考えられがちなものは、実はすべてが密接につながり、互いに影響を与え合いながらそれぞれの人生に跳ね返っていく。私たち人間共通の、無意識な固定観念によって引かれた「境界線」を、ほんの少しだけゆるめる。このような素晴らしい大会が若者たちの手で実現していたことが、何より明るい未来に感じられました。

わたしたちの住む世界に分断はいらない。人は一人では限界がある。だからこそ、人は人と支え合い、新しい何かを生み出していけるのだと思います。

この記事を書いた人

駒田商店

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